全ての書籍 シリーズ・叢書/阪大リーブル/人文科学/語学 古代語の謎を解く
紙 版電子版
古代の日本人はどんな言葉を使っていたのだろうか.現代日本語とどこでつながり,どこで切れているのだろうか.
出版年月 | 2010年03月01日 |
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ISBN | 978-4-87259-305-1 C1381 |
判型・頁数 | 四六判・312ページ |
定価 | 本体2,300円(税込2,530円) |
在庫 | 品切れ・電子版あり |
古代の日本人はどんな言葉を使っていたのだろうか.現代日本語とどこでつながり,どこで切れているのだろうか.例えば「男と女」の項では,キとミ(イザナキ・イザナミ,オキナ・オミナ),コとメ(オキナ・オミナ,イラツコ・イラツメ)のような用例を,「縦と横」ではタテ(楯・縦・立)やヨコ(横・避)の例文を挙げて訓み下し文を付す.
資料に語らせる古代語の面白さ.Handai-Asahi中之島塾の講義の成果をまとめる.
第一章 現代に続く古代語
縦と横/男と女/ヲ[小]とコ[小]/多少と大小/
高低と深浅/ワラフ[笑]とヱム[笑]
第二章一音節の語構成要素
ト[利]をめぐって/ト[門]・ト[戸]・ト[外]/タ[手]・テ[手]など/マ[目]・メ[目]など
第三章 古代からの地名
淡路・信濃‐旧国名から、島根・新潟‐県名から
津・敦賀‐市名から、城崎・和倉‐温泉名から
蜂矢真郷(ハチヤ マサト)
大阪大学大学院文学研究科教授(国文学・東洋文学講座〔国語学〕)
受賞 2010年5月11日
『古代語の謎を解く』が第2726回図書館選定図書に選ばれました。
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