洪庵のくすり箱
米田該典 著
紙 版電子版
緒方洪庵が愛用した薬箱
出版年月 | 2001年01月01日 |
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ISBN | 978-4-87259-072-2 C1021 |
判型・頁数 | 四六判・144ページ |
定価 | 本体1,500円(税込1,650円) |
在庫 | 在庫あり |
緒方洪庵が愛用した薬箱には,ていねいに包まれた 薬が54種残っている.150 年後のいまもその薬効は 十分にあることが証明された。薬を見事に保存した 箱・包紙・ガラス瓶の技術や歴史、薬の流通の中心 としての道修町,幕末の薬学・化学の水準など,著者の興味は止まることがなく,読者を洪庵が活躍していた時代に誘いこむ.
1章 緒方洪庵と薬
洪庵の人となり/適塾開く/薬人としての人となり
2章 洪庵のくすり箱
薬箱とその内容/薬箱の中の薬の分析/薬箱の保存の役目/適塾の頃の薬学・化学
3章 幕末頃の大坂の薬事情
蘭方薬の供給/外国人の見た日本の薬事情/医薬分業と日本
米田該典(ヨネダ カイスケ)
1943年 兵庫県に生まれる
1970年 大阪大学大学院薬学研究科博士課程中退
現在 大阪大学大学院薬学研究科助教授