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マルチメディア・コーパス言語学

テレビ放送の計量的表現行動研究

石井正彦孫栄ソク

紙 版

マルチメディア・コーパスという新しいタイプのコーパスによって,言語と非言語行動との関係を計量的に調査・分析する.

出版年月2013年02月
ISBN978-4-87259-420-1 C3080
判型・頁数 A5判・200ページ
定価本体3,400円(税込3,740円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

マルチメディア・コーパスという新しいタイプのコーパスによって,言語と非言語行動との関係を計量的に調査・分析する. とくに「擬音語・擬態語と身振りとの関係」「終助詞ネと視線との関係」「指示詞と指差し及び映像との関係」について,新たな知見を加える.書きことばの表記・語彙・文法研究が中心であった従来のコーパス言語学に対して,話しことばの表現行動研究という新たな領域の可能性を展望する先駆的な研究書

まえがき
第1 章 モノメディア・コーパスによる言語使用の研究
第2 章 マルチメディア・コーパス言語学の試み
第3 章 マルチメディア・コーパスの構築
第4 章 擬音語・擬態語と身振り
第5 章 終助詞ネと視線
第6 章 指示詞と指差し
第7 章 談話行動の映像化
参考文献
索 引  

石井正彦(イシイ マサヒコ)

1958 年、福島県南会津郡下郷町生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。国立国語研究所研究員、同室長を経て、現在大阪大学大学院文学研究科教授。博士(文学)。専門は、日本語学(語彙論)・計量言語学・コーパス言語学。
主な著書に、『現代日本語の複合語形成論』(ひつじ書房、2007 )、『テレビ放送の語彙調査Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』(共著 国立国語研究所(大日本図書)1995・97・99)、『語構成』(共編著 ひつじ書房1997 )、『これからの語彙論』(共編著 ひつじ書房 2011 )などがある。

孫栄ソク(ソン ヨンソク)

1981 年、韓国ソウル特別市生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。韓国観光公社 教育専門職社員を経て、現在韓国済州大学校・漢拏大学校非常勤講師。博士(文学)。専門は、日本語学(文法論)、日本語教育学、コーパス言語学。
主な論文に、「擬音語・擬態語と身振り」(『計量国語学』27‒4、2010 )、「マルチメディア・コーパスの構築と活用」(『阪大日本語研究』22、2010 )、「マルチメディア・コーパスを用いたコミュニケーション研究の可能性に関する一考察」(『日本語教育研究』21、2011 )などがある。

NEWS・イベント・書評等

受賞 2013年4月19日

『マルチメディア・コーパス言語学 テレビ放送の計量的表現行動研究』 が第2855回日本図書館協会選定図書に選ばれました。