ロレックスの経営史
紙 版
ロレックスが世界的な成功に至るまでの経営史とデザイン・マネジメントのケーススタディ。50年以上にわたって世界をリードする時計ブランド、かつ、高級ブランドの代名詞とも言われるロレックスは、驚異的な成功にもかかわらず、これまで日本国内、海外を問わず、独立した学術研究の対象となったことはなかった。本書は、スイスの小さな時計製造会社が、アメリカの広告代理店とのコラボレーションを通じて、いかにして時計をステイタスシンボルに変えることに成功したかを、スイス、アメリカ、イギリスの資料に基づいて初めて明らかにするとともに、ヨーロッパの製造業がいかにして製品により価値を与える戦略を採用し、「ものづくり」戦略から「ゆめづくり」戦略へとシフトしていったかを実証する。
出版年月 | |
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ISBN | 978-4-87259-837-7 C0034 |
判型・頁数 | A5判・320ページ |
定価 | 本体2,700円(税込2,970円) |
在庫 | 未刊・予約受付中 |

ロレックスが世界的な成功に至るまでの経営史とデザイン・マネジメントのケーススタディ。50年以上にわたって世界をリードする時計ブランド、かつ、高級ブランドの代名詞とも言われるロレックスは、驚異的な成功にもかかわらず、これまで日本国内、海外を問わず、独立した学術研究の対象となったことはなかった。本書は、スイスの小さな時計製造会社が、アメリカの広告代理店とのコラボレーションを通じて、いかにして時計をステイタスシンボルに変えることに成功したかを、スイス、アメリカ、イギリスの資料に基づいて初めて明らかにするとともに、ヨーロッパの製造業がいかにして製品により価値を与える戦略を採用し、「ものづくり」戦略から「ゆめづくり」戦略へとシフトしていったかを実証する。
ピエール・イヴ・ドンゼ(ピエールイヴドンゼ)
大阪大学大学院経済学研究科教授。1973年スイス生まれ。ヌーシャテル大学人文学部卒業。京都大学白眉センター特定准教授、大阪大学大学院准教授などを経て2016年から現職。世界のラグジュアリービジネスをアカデミックの立場から研究する。