全ての書籍 シリーズ・叢書/阪大リーブル 歴史学のフロンティア
紙 版
地域から問い直す国民国家史観
出版年月 | 2008年10月 |
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ISBN | 978-4-87259-241-2 C1320 |
判型・頁数 | 四六判・266ページ |
定価 | 本体2,000円(税込2,200円) |
在庫 | 在庫僅少 |
真の「世界史」叙述のために。
グローバル、リージョナル、ナショナル、ローカルの「四層構造」で世界をとらえる−新しい歴史学方法論を提示
本書は、大阪大学の歴史系研究者によるリレー講義「歴史学方法論講義」の成果である。
旧来の伝統的な歴史学研究の枠組みを、アジア地域研究や、日本史をとりこんだ世界史研究(グローバルヒストリー)の観点から見直し、新たな切り口・見方を提示しようと試みる。
1 中国の自画像と日本の中国像(堤一昭)
2 二〇世紀中国の「国民国家」的凝集力(西村成雄)
3 アメリカ史における地域(中嶋啓雄)
4 イギリス帝国とヘゲモニー(秋田茂)
5 日本近世の地域支配(村田路人)
6 再び奴隷になる(冨山一郎)
7 複数形のベトナム史、閉じないベトナム史(桃木至朗)
8 仏像の受容と変容(藤岡穣)
9 中近世の東欧をめぐる地域史論(鈴木広和)
秋田茂(アキタ シゲル)
【刊行時】
大阪大学大学院文学研究科教授
桃木至朗(モモキ シロウ)
【刊行時】
大阪大学大学院文学研究科教授
書評・紹介 2009年11月30日