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全ての書籍 人文科学文学 図像のちからと言葉のちから

図像のちからと言葉のちから

藤田實入子文子 編集

紙 版

英米文学におけるイコノロジーの影響と役割

出版年月2007年02月
ISBN978-4-87259-208-5 C3098
判型・頁数 A5判・310ページ
定価本体5,600円(税込6,160円)
在庫在庫僅少
内容紹介
著者略歴

本書は、中世・ルネッサンス英文学を、「イコノロジー」すなわち美術史学の図像解釈学の視点から読み直しを図ることにより、「言語テクスト」としての英文学作品と、絵画・彫刻・紋章・意匠・装飾などから成るいわば「視覚的・映像テクスト」とが、複合的かつ動的に交渉、葛藤、融合し合っているさま、そしてそこに生まれてくる真の姿をスリリングに解き明かす。
さらに興味深い点は、これまでヨーロッパの中世・ルネッサンス美術・文化の系譜と無縁の存在として捉えられていたアメリカ文学においても、このような英文学に劣らぬ想像力的表現が濃厚に存在している点である。
このことから、有機的な関係をもつ英米両文学を「図像のちから(イコノロジー)」と「言葉のちから(言語テクスト)」から新たに読み解き、現代でもっとも新しい文学研究の視座を提示する。

藤田實(フジタ ミノル)

入子文子(イリコ フミコ)