紙 版
シェイクスピアとロマン派の研究に新風を吹き込む労作
出版年月 | 1998年01月 |
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ISBN | 978-4-87259-053-1 C3098 |
判型・頁数 | A5判・490ページ |
定価 | 本体10,000円(税込11,000円) |
在庫 | 在庫僅少 |
"シェイクスピア,イギリスロマン派の詩人,16世紀イタリアの画家チシアンからなる三者がロマン主義精神の表出という点においていかに密接に関連しあっているかを,キーツやコウルリッジ,スコットら数多くの作家,作品からの豊富な例を駆使して,具体的かつ明快に解き明かした,きわめて刺激的な研究書.シェイクスピアとロマン派の研究に新風を吹き込む労作."
"■1部
1章 チシアンとロマン派
2章 チシアンとシェイクスピア
3章 チシアンの変貌
4章 『夏の夜の夢』
5章 シェイクスピアの時代/6章 『あらし』
■2部
1章 キーツとシェイクスピア
2章 『エンディミオン』
3章 『ハイペリオン』
4章 シェリと『クィーン・マッブ』
5章 『縛を解かれたプロミーシュース』
6章 コウルリッジとシェイクスピア
7章 コウルリッジの詩と『老水夫の歌』
8章 コウルリッジの想像力説
9章 スコットと『ラマムアの花嫁』
10章 『ケニルワース』
11章 ブラウニングと『ピッパが通る』
12章 ワイルドと『サロメ』
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山川鴻三(ヤマカワ コウゾウ)
1917年三重県に生まれる
1945年京都大学文学部英文科卒業
1974年大阪大学文学部教授
1981年大阪大学名誉教授 現在に至る