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紙 版
懐徳堂・適塾の知のネットワーク !
漢文で学んだ知識人に、西洋学問はいかに受けいれられたか。
江戸後期の大坂に芽吹く洋学の土壌に漢学があったこと、それが適塾をはじめとする幕末の蘭学の発展の一要因となることを、佐久 間象山、中井履軒などの思想と学問を通して探る。
出版年月 | 2008年12月01日 |
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ISBN | 978-4-87259-245-0 C1321 |
判型・頁数 | 四六判・188ページ |
定価 | 本体1,700円(税込1,870円) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |

懐徳堂・適塾の知のネットワーク !
漢文で学んだ知識人に、西洋学問はいかに受けいれられたか。
江戸後期の大坂に芽吹く洋学の土壌に漢学があったこと、それが適塾をはじめとする幕末の蘭学の発展の一要因となることを、佐久 間象山、中井履軒などの思想と学問を通して探る。
この本を読むまえに
■ 漢学ミニ知識
(一) 洋学受容と漢学
(二) 洋学者たちと漢学
1 洋学者と漢文
2 日本の医学‐蘭学以前
3 漢学の足かせ‐華夷思想・「聖賢の学」との闘い
杉田玄白『狂医之言』/大槻玄沢『蘭学階梯』の序文・跋文
(三)洋学がつなぐ大坂知的ネットワーク
1 懐徳堂と適塾
2 中井履軒と山片蟠桃‐洋学受容の立場から
(四)伝統と新知識のはざまで
1 二つの五行論‐前野良沢と山片蟠桃
2 漢学者と洋学‐広瀬旭荘の場合
岸田知子(キシダ トモコ)
受賞 2013年11月10日