異説・日本近代文学
出原隆敏 著
紙 版
発見と驚きに満ちた異色の明治文学論
出版年月 | 2010年01月 |
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ISBN | 978-4-87259-357-0 C3095 |
判型・頁数 | A5判・316ページ |
定価 | 本体3,600円(税込3,960円) |
在庫 | 在庫あり |

著者は「ある作家の文学作品の背後にある別の作家の影響を探る」という意図のもとに,透谷や一葉,漱石,鴎外,芥川らの作品内部の関連を明かす(本書Ⅲ「典拠と借用」).Ⅰ「内部と外部」では透谷・鏡花・三島らの作品を特色づける内部の目と外部の目について,Ⅱ「作品論再考」では新しい角度から『にごりえ』や『心』『舞姫』を分析する.
もう一つの目で読解する日本近代文学史.