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古墳時代史の展開と東北社会
菊地芳朗 著
紙 版電子版
古墳築造の北縁を刀剣類から実証的に検討した意欲作.
地域史にとどまらず日本列島の国家形成,民族形成についても論じる.
出版年月 | 2010年02月 |
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ISBN | 978-4-87259-268-9 C3021 |
判型・頁数 | B5判・406ページ |
定価 | 本体6,800円(税込7,480円) |
在庫 | 品切れ・電子版あり |
古墳築造の北縁を刀剣類から実証的に検討した意欲作.
地域史にとどまらず日本列島の国家形成,民族形成についても論じる.
第1部 刀剣類から見た古墳時代史の展開
序章 刀剣類研究の現状と課題
1. 前期古墳出土刀剣の系譜
2.金属装大刀の出現と変遷
3. 装飾付大刀の系譜とその展開
4. 刀剣類の時期区分とその意義
5. 刀剣類からみた古墳時代史
第2部 東北の古墳と政治構造
1. 古墳と地域権力
2. 古墳の変遷と画期
3. 東北古墳時代の政治構造
第3部 東北古墳時代の集落と生産
1. 集落と社会
2. 手工業生産とその背景
結論 古墳時代史のなかの東北
菊地芳朗(キクチ ヨシオ)
1965年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程前期(国史学専攻)終了。大阪大学大学院文学研究科博士課程後期(文化形態論専攻)終了。博士(文学)
福島県立博物館学芸員、福島県教育庁文化財副主査、福島大学行政社会学部助教授。(刊行時)