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近世武家地の住民と屋敷管理

渡辺理絵

紙 版

本書は、近世武家地社会の屋敷管理と住民把握についての本格的な研究書である.近世米沢の城下町絵図を足がかりに,他藩の史料も参考にしながら,絵図の様式の変化、武士の屋敷観,武家地管理政策,異動に関する願書、藩庁から家臣への触書などを,豊富な絵図や表をもとに綿密に分析し,また,宗門人別改帳が当時の社会に及ぼした影響にも一章をあて,近世武家地に生きた人びとの姿を描き出す

出版年月2008年01月
ISBN978-4-87259-228-3 C3021
判型・頁数 A5判・228ページ
定価本体5,200円(税込5,720円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

本書は、近世武家地社会の屋敷管理と住民把握についての本格的な研究書である.近世米沢の城下町絵図を足がかりに,他藩の史料も参考にしながら,絵図の様式の変化、武士の屋敷観,武家地管理政策,異動に関する願書、藩庁から家臣への触書などを,豊富な絵図や表をもとに綿密に分析し,また,宗門人別改帳が当時の社会に及ぼした影響にも一章をあて,近世武家地に生きた人びとの姿を描き出す

主要目次
1近世都市史における武家地研究
2城下町絵図の様式変化と武家地管理の展開
3拝領屋敷の利用にみる武士の屋敷観と武家地管理政策の展開
4武家の異動に関する願書申請とその審議過程−縁定・隠居等の異動を中心として
5武家の宗門人別改帳の作製とその役割
6結びにかえて−城下町研究の今後の展開

渡辺理絵(ワタナベ リエ)

1977年生まれ。
茨城大学教育学部教員養成課程社会科専修卒。茨城大学大学院教育学研究科修了。大阪大学大学院文学研究科文化形体論専攻人文地理学 単位取得退学。
2006年博士(文学)大阪大学。2005年より茨城大学教養センター非常勤講師。
2008年4月より日本学術振興会特別研究員(PD)として筑波大学に就任予定。