紙 版
2003年4月に行われた法制史学会第55回総会におけるシンポジウム「ジェンダーの法史学−近代法の再定位・再考」の成果をまとめた論攷を収録。日本の法文化とジェンダー秩序との相互関係を歴史的に検討する。
出版年月 | 2006年02月 |
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ISBN | 978-4-87259-202-3 C3032 |
判型・頁数 | A5判・366ページ |
定価 | 本体4,300円(税込4,730円) |
在庫 | 在庫僅少 |
2003年4月に行われた法制史学会第55回総会におけるシンポジウム「ジェンダーの法史学−近代法の再定位・再考」の成果をまとめた論攷を収録。日本の法文化とジェンダー秩序との相互関係を歴史的に検討する。
第1章 「ジェンダー法史学」のための諸前提
第2章 いくつかの論点−議論の架橋をめざして−
第3章 近代市民法とジェンダー
第4章 近代日本の家族法制とジェンダー
−親権概念の形成−
第5章 近代ドイツの労働法制とジェンダー
−女性労働者の制度的権利保護−
第6章 近世日本の刑事法制とジェンダー
第7章 日本近代刑事法におけるジェンダー
第8章 清代法におけるジェンダーの構築
第9章 フランス法制史からのコメント
第10章 中国法制史からのコメント
第11章 日本法制史からのコメント
第12章 ジェンダー法史学−今後の課題と展望