中国の開放経済と日本企業
橋本介三 著
紙 版
21世紀の中日経済交流を考えるために
出版年月 | 2002年12月 |
---|---|
ISBN | 978-4-87259-089-0 C3033 |
判型・頁数 | A5判・216ページ |
定価 | 本体2,680円(税込2,948円) |
在庫 | 在庫僅少 |
21世紀の日中経済交流に向けて大規模な日中共同研究により、ミクロ・データを数量的、科学的に分析し、外資系企業が地域経済や産業に与えた影響等を評価。あらに、WTO加盟後の対外開放政策や外資政策の課題と展望を具体的かつ体系的に提言した力作。
"(Ⅰ)中国開放政策の沿革と地域経済に与えた影響
1 中国対外開放政策の沿革
2 大連経済技術開発区のインフラの整備状況と優遇政策動向
3 大連を中心にした外資系企業の進出状況
4 大連経済技術開発区の周辺経済への影響
(Ⅱ)日本企業が中国の産業組織に与えたインパクト
5 中国における分業型生産組織の有効性について
6 品質管理に関する日中企業間の比較分析
7 大連日系企業における経営管理
8 中国の日系企業における中間管理職の昇進と賃金
9 現地調達率と現地市場
10 中国大連経済開発区における中小企業経営者
(Ⅲ)日中間の経済政策の収束と展望
11 中国の経済開放政策と外資
12 環渤黄海経済圏の形成と大連の今後の発展
"
橋本介三(ハシモト ヨシゾウ)
大阪大学大学院国際公共政策研究科教授