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戦国秦漢簡牘の思想史的研究

中村未来

紙 版電子版

中国古代(おもに戦国期~漢代初期)の新出土文献を検討により、古代思想史の空白を埋め、その変遷過程を明らかにする。

出版年月2015年12月01日
ISBN978-4-87259-515-4 C3022
判型・頁数 A5判・348ページ
定価本体5,600円(税込6,160円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

2000年以上の時をへて発見された文献は,世界的に注目を集めてその研究が国際的に進んでいる.日本ではまだその研究者は少ない.本書では上海博物館や清華大学ほかに保存される竹簡を資料とし,中国戦国期~前漢初期の思想史の空白を埋め,通説に大きな修正を迫る.新出土文献の研究に必要な専門用語の解説や古文字の例などを付録として掲載し,中国古代史に興味を抱く研究者や一般にも理解しやすい基礎資料も盛り込む.

凡 例
出土文物関連地図
序論
一 研究の目的 
二 本書の構成と研究方法、意義 
第一部 「上海博物館蔵戦国楚竹書」の研究
第一章 上博楚簡『鄭子家喪』の検討
第一節 『鄭子家喪』釈読 
第二節 『鄭子家喪』と伝世文献との比較 
第三節 『鄭子家喪』の文献的性質 
第二章 上博楚簡『成王既邦』の検討
第一節 『成王既邦』釈読 
第二節 『成王既邦』の思想的特質― 周公旦像を中心に― 
第二部 「清華大学蔵戦国竹簡」の研究
第一章 清華簡『周武王有疾周公所自以代王之志(金縢)』の検討
第一節 『周武王有疾周公所自以代王之志(金縢)』釈読 
第二節 清華本と今本との内容に関する比較 
第三節 『周武王有疾周公所自以代王之志(金縢)』の文献的特質 
第二章 清華簡『傅説之命(説命)』の文献的特質― 天の思想を中心に
第一節 『傅説之命(説命)』概要 
第二節 『傅説之命(説命)』に見える天・天命 
第三章 清華簡『尹誥』における呼称表記の検討
第一節 伊尹について 
第二節 清華簡『尹誥』における伊尹の呼称 
第三節 伝世文献に見える伊尹の呼称 
第四節 清華簡における呼称表記 
第三部 「銀雀山漢墓竹簡」の研究
第一章 銀雀山漢簡「兵之恒失」小考
第一節 「兵之恒失」の全体構成 
第二節 「兵之恒失」の文献的性格 
第二章 銀雀山漢簡「五議」小考
第一節 「五議」の全体構成 
第二節 「五議」の思想的特質 
第三節 「論政論兵之類」について―「五議」を含む十二篇を中心に― 

附録
(附録一)  出土文献用語解説、及び出土文献における文字の通用例 
(附録二)  思想関連出土簡帛の形制一覧 
(附録三)  「張家山漢簡」主要六文献解題 
(附録四)  新出古代兵書に見える周公旦 
(附録五)  参考文献一覧 
結語
あとがき
初出
一覧
索引

中村未来(ナカムラミキ)

1984 年、沖縄県に生まれる(旧姓金城)。2013 年、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。2015 年現在、大阪大学大学院文学研究科助教。共著に、湯浅邦弘編『概説中国思想史』(ミネルヴァ書房、2010 年)、湯浅邦弘編『名言で読み解く中国の思想家』(ミネルヴァ書房、2012 年)、復旦大學歷史學系・復旦大學出土文獻與古文字研究中心編《簡帛文獻與古代史― 第二屆出土文獻青
年學者國際論壇論文集》(中西書局、2015 年)などがある。