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叢書コンフリクトの人文学 1

コンフリクトから問う

その方法論的検討

冨山一郎田沼幸子 編集

紙 版

コンフリクトのもつ社会生成の可能性,展開を想像する方法を問う.

出版年月2012年03月
ISBN978-4-87259-402-7 C3036
判型・頁数 A5判・196ページ
定価本体2,500円(税込2,750円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

コンフリクトはまずは政治的言語として登場する.コンフリクトには,あたかも自然のように日常性に埋没した様態もある.政治的言語が取りこぼし,対立と認識されないような自然化された領域においても,コンフリクトという問題を設定しうる.政治化されたコンフリクトは,対立をこえた能動的なプロセスに向かう.コンフリクトのもつ社会生成の可能性,展開を想像する方法を問う.

【監修】小泉潤二、栗本英世
【執筆者】冨山一郎、田沼幸子、中川敏、藤原久仁子、栗本英世、ヴォルフガング・シュヴェントカー、中川理・渡邊太

第1部 自然化されるコンフリクト
第1章 豚と発動機
第2章 自己をめぐるコンフリクト論再考

第2部 国家と資本の問題
第3章 新国家建設とコンフリクト
第4章 日独交流における社会政策の方法論
第5章 民族主義とルンペン・プロレタリアート

第3部 日常への想像力
第6章 <遅れ>を各
第7章 『Cuba Sentimental』製作ノート
第8章 共に考えることについて

冨山一郎(トミヤマ イチロウ)

田沼幸子(タヌマ サチコ)