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全ての書籍 シリーズ・叢書阪大リーブル哲学・思想・宗教 試練と成熟

阪大リーブル 34

試練と成熟

自己変容の哲学

中岡成文

紙 版電子版

人は意味のなかで生き、そして変わる―生き直すための心揺さぶる数々のヒント。臨床哲学の広がりと深まり。

出版年月2012年03月
ISBN978-4-87259-316-7 C1310
判型・頁数 四六判・216ページ
定価本体1,900円(税込2,090円)
在庫在庫あり
内容紹介
目 次
著者略歴

人は常に試練にさらされ、変容を迫られている。そのとき変容をどう受け止め、もちこたえ、「成熟」に至るか。学生や社会人との対話や臨床の現場から、自己の中の他考を見つめ、人間の変容の意味と可能性を考える。生き直すための心揺さぶる数々のヒントがここにある。臨床哲学の広がりと深まり。

はじめに
序論

第一章 いい変容、悪い変容-変容価値論
第二章 何が変わるのか―変容関係性論
第三章 どう変わるのか―変容転機論
第四章 誰(何)のせいで変容するのか―主客反転論
第五章 「言葉」なしに変容はない―変容記号論
第六章 生きる工夫、生かす技法―変容援助論

おわりに

中岡成文(ナカオカ ナリフミ)

京都大学大学院文学研究科博士課程(哲学専攻)単位習得満期退学
福岡女子大学助教授を経て、大阪大学大学院文学研究科教授および同大学医学系研究科兼任教員。