紙 版
21世紀の産業や地域の在り方を提言
出版年月 | 2000年11月 |
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ISBN | 978-4-87259-071-5 C3033 |
判型・頁数 | A5判・286ページ |
定価 | 本体2,800円(税込3,080円) |
在庫 | 在庫僅少 |
日本産業の構造変革は焦眉の課題にもかかわらず, 本格的な経済分析はいまだにない.とりわけ,ダイ ナミックに変動する市場過程を分析する概念フレー ムが乏しい.著者らはオーストリア学派の動態市場 過程の研究と,この理論を使った構造変化の分析を 進めてきたが,本書では,これを産業集積地域の分 析,中小企業政策の分析,グローバル経済下の地域 発展戦略の分析,都市の文化政策,都市政策と都市 計画の分析に体系的に適用する.
新たな視点から,21世紀の産業や地域の在り方を提言した力作.
"1章 日本産業の構造変革
就業人口の動向/
91年移行の産業構造の変化地域間格差の動向
2章 サービス概念とサービス経済化の意味するもの
サービスの定義/他
3章 新しい競争:組織と市場のダイナミズム
生産活動をどう認識するか/他
4章 企業集積地域の経済分析
5章 先進国における中小企業政策の比較
米国/ドイツ/イタリア/得られた示唆
6章 グローバル経済下の地域の発展戦略
7章 都市の文化と地域の自立
公共文化政策/コミュニティ戦略/他
8章 都心経済の再生と都市計画
−神戸の経済復興問題を中心に−
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