全ての書籍 歴史・地理 国際交流フォーラム 近世の大坂
紙 版
「近世の大坂」をテーマとした国際交流フォーラムの報告内容を加筆修正した論文集。
出版年月 | 2000年05月 |
---|---|
ISBN | 978-4-87259-062-3 C1021 |
判型・頁数 | 四六判・312ページ |
定価 | 本体3,000円(税込3,300円) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |

編者を中心とするこのグループは,海外における日本研究を主導している.このフォーラムの模様は英文でもすでに発表されているように,近世大坂は海外でも注目されているテーマであり,外国研究者の目は都市,科学,演劇,町人などにスポットを当て斬新な意見を述べている.国内研究者との討論の結果生まれた書.
"1 渡辺の津と天王寺浜市(脇田晴子)
2 近世大坂の都市構造とその特質(脇田修)
3 十七世紀の大坂(J.L.マクレイン)
4 大坂周辺地域の支配と大坂(村田路人)
5 浪速五人男(G.ループ)
6 元文元年買わせ米問題(内田九州男)
7 竹本義太夫と大坂演劇(A.ガーストル)
8 ある邂逅—緒方洪庵と国際(蘭)学(T.ナジタ)
9 近世大坂地域の稲荷信仰(中川すがね)
10 鞍馬寺大蔵院と大坂の願人仲間(吉田伸之)
"
脇田修(ワキタ オサム)
帝塚山学院学院長 文博
1958年 京都大学大学院文学研究科史学専攻単位取得退学
1994年 大阪大学名誉教授
J.L.マクレイン(マクレイン ジェームズ)
ブラウン大学教授 文博
1979年エール大学大学院修了
執筆者(シッピツシャ)
脇田晴子、村田路人、ゲイリーP.ループ、内田九州男、アンドリュー ガーストル、テツオ ナジタ、中川すがね、吉田伸之