全ての書籍 語学 言語文化学概論
紙 版
日本での「言語文化部」のパイオニアが言語文化学の可能性を追求した初の概論書.
出版年月 | 1997年11月 |
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ISBN | 978-4-87259-029-6 C3080 |
判型・頁数 | A5判・246ページ |
定価 | 本体2,500円(税込2,750円) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |

“ことば”から見えてくる人間文化の総体。『コンピュータを使った自動翻訳』から『言語統制にみる国民国家の政策』まで。現在の学問分野の枠組みをとりはずして試みる新分野。
"近年,文学・歴史学・心理学・社会学・政治学などの学問分野で,言語が人間の文化にとって決定的に重要な役割を果たしていることが認識されはじめ,旧来の学問の枠組みの組み換えが行われつつある.本書ではこのような萌芽期にある“言語文化学”を独立した学問領域として捉え,その内容・方法・対象を確認して普遍化と体系化を試みる.
日本での「言語文化部」のパイオニアが言語文化学の可能性を追求した初の概論書."
"序章
1 言語文化をめぐる国際関係(政治と言語/比較言語文化論/外国語の学習と翻訳)
2 言語コミュニケーション(社会言語学/認知言語学/言語教育)
3 言語情報科学(言語情報処理/母語獲得の●●●/音声言語科学)
4 応用言語技術(言語とコンピュータ/コーパス言語学/CD-ROM版の利用法)
5 地域言語文化論(西洋古典文化論/英語圏言語文化論/米語圏言語文化論/ドイツ語圏言語文化論/ロマン語圏言語文化論/スラブ語圏言語文化論/中国語圏言語文化論)"
藤本和貴夫(フジモト ワキオ)
大阪大学言語文化部教授 文学博士
1938年生まれ
1973年東京大学大学院社会学研究科(修士)
木村健治(キムラ ケンジ)
大阪大学言語文化部教授
1946年生まれ
1976年京都大学大学院文学研究科(博士)
執筆者(シッピツシャ)
木村茂雄、中直一、津田葵、井元秀剛、日野信行、西口光一、郡司隆男、由本陽子、渡部眞一郎、松井理直、細谷行輝、今井光規、渡辺秀樹、仙葉豊、森祐司、我田広之、北村卓、ヨコタ村上 孝之、深澤一幸