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経部引用書から見た「説文解字繋傳」注釈考
坂内千里 著
紙 版
南唐徐【かい】の著した『説文解字繋傳』は、中国最古の字書『説文解字』に注釈を施した著作である。注釈中に多用される『書』『易』
出版年月 | 2014年03月 |
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ISBN | 978-4-87259-458-4 C3087 |
判型・頁数 | A5判・438ページ |
定価 | 本体6,900円(税込7,590円) |
在庫 | 在庫あり |
南唐徐鍇の著した『說文解字繫傳』は、現存する中国最古の字書『說文解字』の全体を通して注釈を施した最初の著作であり、『說文解字』研究上重要なものでありながら、ほとんど研究されてこなかった。本書では『說文解字繋傳』を再評価するため、その評価に深く関わるとされる注釈中に多用される『書』『易』『論語』『詩』『春秋』などの書物の引用について考察し、特に注釈の方法・特徴を明らかにする。