懐徳堂
浪華の学問所
在庫あり
懐徳堂友の会 編
A4判 86ページ 並製
定価2000円+税
ISBN978-4-906482-00-9 C0021
奥付の初版発行年月:1994年01月
内容紹介
懐徳堂は,江戸中期から大坂の今橋に学舎があり,明治期に一時閉鎖されたものの昭和20年に空襲で焼失するまで授業が続けられた.
教授の中井竹山筆による書生の生活態度についての定書,学問所経営上の資料と平面図や瓦の拓本などから当時の様子がうかがわれる.他に,中井履軒手製の宇宙図,富永仲基の著作,山片蟠桃手稿本をはじめ交流のあった上田秋成の自筆本など,合計百余点の貴重な資料,美麗な図版類で見せる入門・図録編.
目次
1 近世日本と懐徳堂—総説—
2 懐徳堂の成立
五同志と大坂商人社会
3 学問所「懐徳堂」
五井蘭州・中井竹山
大坂の文人たち
松平定信と『草茅危言』
昌平黌と寛政正学派
4 学問所「懐徳堂」の終焉
5 懐徳堂の思想と近代/重建懐徳堂
6 懐徳堂の遺跡と遺物
掲載資料一覧
著者略歴
懐徳堂友の会(編)(カイトクドウトモノカイ)
(上記内容は本書刊行時のものです。)
