大阪大学新世紀レクチャー
日本国憲法を考える 第3版
在庫あり
松井 茂記 著
四六判 294ページ 並製
定価1800円+税
ISBN978-4-87259-472-0 C3032
奥付の初版発行年月:2014年03月
内容紹介
好評の書籍に最近の動向をさらに追加した第三版。身近な話題から日本国憲法をわかり易く解説するとともに、日本国憲法の意味や問題点を読者とともに考える意義深い一冊です。
とりあえず日本国憲法を知りたいという全ての方のために、初めから最後まで体系的に憲法を説明しようとするのではなく、興味をもっていただいた項目から読んでいただき、全部を読んでいただければ憲法の重要な部分をわかっていただけるようになっております。
目次
Ⅰ
01.憲法って何ですか
02.日本国憲法は押し付けられた憲法だって本当ですか
03.どうして憲法に従わなければならないのでしょう
Ⅱ
04.人権って何ですか
05.人権もみんなの利益のためには
制約されて当然でしょうか
06.一緒にゴールするのが平等でしょうか
07.男も女も同じ人間のはずなのに
08.選挙なんてうっとうしいだけなんですが
09.宗教って何だか怖くありませんか
10.やっぱ他人の名誉を傷つけるのはまずいですよね
11.ポルノだっていいじゃない?
12.デモ隊より機動隊員の数の方が多いんですが
13.どうしてテレビ局は勝手に放送できないうの
14.インターネットの世界は何でもありですか
15.クローン人間を作ることも許されるのでしょうか
16.お金をもうけて何が悪いの
17.どうしてホームレスの人がいるの
18.どうして勉強しなければならないの
19.電車が止まるととっても困るんだけど
20.私はウシじゃない
21.茶髪にして何が悪いの
Ⅲ
22.国民が政治の主人だっていわれても
23.国会議員って何をする人なの
24.どうして内閣総理大臣を選べないの
25.最高裁判所なんてなくてもいい?
26.ほとんど使われない大法廷
27.借金だらけの地方公共団体
28.男の子が生まれないと
29.どうやって国を守ればいいの?
30.金だけでなく人も出せといわれるけれど
Ⅳ
31.やっぱ日本国憲法って改正すべきですか
憲法をもっと詳しく知りたくなった方のために
日本国憲法(全文)
著者略歴
松井 茂記(著)(マツイ シゲノリ)
1955年 愛知県に生まれる
1980年 京都大学法学研究科修士課程修了
現在 ブリティッシュ・コロンビア大学法学部教授,大阪大学名誉教授
専門分野 憲法学,マス・メディア法
研究テーマ 司法審査理論,表現の自由,デュー・プロセスに関する研究
所属学会 公法学会,日米法学会,関西アメリカ公法学会
主著 『情報公開法(第2版)』有斐閣(2003年)
『インターネットの憲法学』岩波書店(2002年)
『日本国憲法(第3版)』有斐閣(2007年)
『インターネットと法(第4版)』有斐閣(2010年)(高橋和之氏,鈴木秀美氏と共編)
『アメリカ憲法入門(第7版)』有斐閣(2012年)
『マス・メディア法入門(第5版)』日本評論社(2013年)
『二重の基準論』有斐閣(1994年)
(上記内容は本書刊行時のものです。)
