コンフリクトの人文学
コンフリクトの人文学 第2号
在庫あり
大阪大学グローバルCOEプログラム 編
A5判 408ページ 並製
定価2500円+税
ISBN978-4-87259-366-2 C3036
奥付の初版発行年月:2010年03月
内容紹介
本書は、グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学国際研究教育拠点」の主要活動の一つとして創刊されたものである。
好評シリーズの第2号を刊行。
目次
特集1—移行期社会におけるオルタナティブ・ジャスティス
◆移行期社会におけるオルタナティブ。ジャスティス
—真実委員会と修復的司法
◆映画「Long Night's Journey into Day を解説する
—アパルトヘイト後の南アフリカを生き抜く人々の真実と和解
◆集団暴力語後のグローバル・ジャスティス
—政治犯罪における国際刑事裁判所の役割
◆政治犯罪・集団暴力に対する修復的アプローチをめぐる総合的検討
—ワークショップにおけるコメント及び質疑応答
特集2−Rethinking"the Visual”- 人文学にとっての映像とは
◆「撮る」と「撮られる」−眼の座標をめぐってドキュメンタリー映画の歴史から
◆映像表現の治癒—映像作家としてのライフヒストリー
◆〈あいだ〉の言葉を聞く—人類学者と映像の可能性
◆遊びのなかの現実—「フィクションとしてのドキュメンタリー」から人間の科学が学びうること
(ワークショップの記録)
◆ 映像による異文化表象の諸問題—人類学者デイヴィッド・タートン教授を囲んで
(セミナー論文)
◆遅すぎるパレスチナ二国家解決案—未来への提言
(研究ノート)
◆排除と包摂の生政治学/現代韓国における迷信打破運動
(資料と通信)
◆ 国際セミナー「移動とアイデンティティ—コンフリクトと新たな地平」
著者略歴
大阪大学グローバルCOEプログラム(編)(オオサカダイガクグローバルグローバルシーオーイープログラム)
(上記内容は本書刊行時のものです。)
