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言語文化学への招待

木村健治金﨑春幸 編集

紙 版

「言語文化学」とは何か,その深層に迫る

出版年月2008年03月31日
ISBN978-4-87259-162-0 C3080
判型・頁数 A5判・300ページ
定価本体2,500円(税込2,750円)
在庫在庫僅少
内容紹介
目 次
著者略歴

「言語文化学」という横断的な知の領域を明確にするとともに、言語文化に関する21人のパイオニアが言語と文化にかかわる多様な領域、多彩な研究の魅力を語る。
【執筆者】木村健治、里内克巳、小門典夫、金﨑春幸、山田雄三、斎藤渉、伊勢芳夫、木原善彦、大村敬一、沖田知子、三牧陽子、山下仁、岡田伸夫、小口一郎、大谷晋也、林良彦、田畑智司、由本陽子、杉本孝司、大森文子、春木仁孝

Ⅰ 言語文化比較交流論
第1章 映画の中野古代ギリシア・ローマ―映画『トロイ』を中心に
第2章 トランスパシフィックの物語学―「ユーラシアン」作家スイシンファーを中心に
第3章 中国少数民族の言語政策―四川省涼山イ族自治州の言語政策を事例として

Ⅱ 言語文化システム論
第1章 言語・文化・記号
第2章 システム化されない文化システム―感情を文化する
第3章 権力とメディアーコミュニケーション史的考察

Ⅲ 現代超域文化論
第1章 超域文化の歴史的考察
第2章 宇宙と人間とロボット―宇宙探査をする主体は誰/何か?
第3章 STAND ALONE COMPLEX「文化」を越えるために

Ⅳ 言語コミュニケーション
第1章 言葉によるコミュニケーション
第2章 談話を分析する
第3章 日本語の多様性と共生を生きる日本社会

Ⅴ 言語文化教育論
第1章 学校英文法の内容と指導法の改善
第2章 定型文から論文へ―形式からアプローチするアカデミックライティング
第3章 多言語・多文化化する日本とこれからの言語政策

Ⅵ 言語情報科学
第1章 言語の意味・概念への計算科学からのアプローチ
第2章 コーパス言語学―データは何を語るか
第3章 語彙意味から見た文法

Ⅶ 言語認知科学
第1章 認知意味論への誘い
第2章 メタファー研究の方法
第3章 構文文法の可能性

木村健治(キムラ ケンジ)

大阪大学大学院言語文化研究科教授

金﨑春幸(カナサキハルユキ)

大阪大学大学院言語文化研究科教授