永遠のロマンチシズム
シェイクスピア,チシアンそしてロマン派
在庫僅少
山川 鴻三 著
A5判 494ページ 上製
定価10000円+税
ISBN978-4-87259-053-1 C3098
奥付の初版発行年月:1998年11月
内容紹介
シェイクスピア,イギリスロマン派の詩人,16世
紀イタリアの画家チシアンからなる三者がロマン
主義精神の表出という点においていかに密接に関
連しあっているかを,キーツやコウルリッジ,ス
コットら数多くの作家,作品からの豊富な例を駆
使して,具体的かつ明快に解き明かした,きわめ
て刺激的な研究書.
シェイクスピアとロマン派の研究に新風を吹き込
む労作.
目次
■1部
1章 チシアンとロマン派
2章 チシアンとシェイクスピア
3章 チシアンの変貌
4章 『夏の夜の夢』
5章 シェイクスピアの時代/6章 『あらし』
■2部
1章 キーツとシェイクスピア
2章 『エンディミオン』
3章 『ハイペリオン』
4章 シェリと『クィーン・マッブ』
5章 『縛を解かれたプロミーシュース』
6章 コウルリッジとシェイクスピア
7章 コウルリッジの詩と『老水夫の歌』
8章 コウルリッジの想像力説
9章 スコットと『ラマムアの花嫁』
10章 『ケニルワース』
11章 ブラウニングと『ピッパが通る』
12章 ワイルドと『サロメ』
著者略歴
山川 鴻三(著)(ヤマカワ コウゾウ)
大阪大学名誉教授
(上記内容は本書刊行時のものです。)
