幽微の探究
狩野探幽論
品切れ・重版未定
鬼原 俊枝 著
B5判 516ページ 上製
定価15000円+税
ISBN978-4-87259-034-0 C3070
奥付の初版発行年月:1998年02月
内容紹介
本書は久々に生まれた本格的な狩野探幽論であり,落款と図版篇を備えた資料集成である.
探幽は室町時代以来の伝統を大きく変える新しい画風を生み出し,江戸時代画壇で不動の地位を得た.その新しさとは何であり,どのように新しいのかを明らかにし,日本絵画史の分水嶺としての探幽の重要さを位置づける.
今後の江戸時代絵画研究の進展に大きく貢献する著作である.
目次
1 最初期画業の輪郭/幼年・少年期
2 障壁画における永徳様式の継承と変革
3 模索の軌跡/古典学習と画面地の構成
4 幽微の探究/探幽芸術の成立
著者略歴
鬼原 俊枝(著)(キハラ トシエ)
文化庁美術工芸課文化財調査官
(上記内容は本書刊行時のものです。)
