量子の世界
品切れ・重版未定
江尻 宏泰,櫛田 孝司 編
A4変判 224ページ 並製
定価2524円+税
ISBN978-4-87259-005-0 C1042
奥付の初版発行年月:1994年10月
内容紹介
物質の究極と宇宙の構造はどこまで解明されているか! ミクロの世界のフロンティアをわかりやすく解説した科学啓蒙書.
●推薦の辞=日本物理学会 伊達宗行会長(当時)
教科書的なテキストとは違って,知的好奇心にあふれる人間がいかに自然を見つめ,これを理解してゆくか,その最前線をスケッチしようとの意図から生まれた物理への招待書である.“理科離れ”といわれる現代の若者の心に,自然を探求する素朴な喜びを呼び込もうとの率直な試みに賛意を表する.
目次
序文 (金森順次郎)
1章 新粒子を見つける(長島順清)
2章 謎の素粒子ニュートリノの正体を探る
(江尻宏泰)
3章 素粒子の統一理論(高杉英一)
4章 基礎理論の構築(吉川圭二)
5章 宇宙の構造と進化(池内了)
6章 X線で探るブラックホールの秘密(宮本重徳)
7章 半導体と新物質開発(邑瀬和生)
8章 極低温下の磁性(都福仁)
9章 レーザーで探る量子の世界(櫛田孝司)
10章 マススペクトロメトリーで探る巨大分子の世界
(松尾武清)
11章 物性物理学と宇宙地球科学(池谷元伺)
著者略歴
江尻 宏泰(編)(エジリ ヒロヤス)
櫛田 孝司(編)(クシダ タカシ)
(上記内容は本書刊行時のものです。)
