書籍検索 書籍一覧 シリーズ・叢書 阪大リーブル 共通教育シリーズ 大阪大学総合学術博物館叢書 世界の言語シリーズ 大阪大学新世紀レクチャー 人文科学 総記・一般 文   学 語   学 芸   術 哲学・思想・宗教 歴史・地理 社会科学 総記・一般 政治・法律 経済・経営 社   会 教育・心理 自然科学 総記・一般 数学・物理学 生物学・環境 化   学 天文・地学 建築・土木 機械・金属 電気・電子 情報・通信 医学・歯学・薬学 大阪大学関連 適塾・懐徳堂関連 平成30年度科研費「学術図書」出版支援
出版支援制度
電子書籍
日本図書館協会選定図書
サポート情報
オンデマンド(少部数)出版のご案内
Twitter
facebook

お問合わせ

書籍に関するお問い合わせ、その他のお問い合わせについては、下記のお問い合わせフォームよりお願いいたします。電話でのお問い合わせも受け付けております。

詳細を見る

TEL06-6877-1614
FAX06-6877-1617

多元性の都市イスタンブル

近世オスマン帝都の都市空間と詩人、庶民、異邦人

在庫あり
宮下 遼 著
A5判 436ページ 上製
定価5800円+税
ISBN978-4-87259-593-2 C3022
奥付の初版発行年月:2018年02月

内容紹介
目次
著者略歴

内容紹介

東西の文物が行き交う国際貿易として、そしてオスマン朝という巨大国家の帝都としての求心力を誇った、近世イスタンブル。本書はこの都市空間にほぼ同時期に居合わせた観察者たちを、帝国文化を担うオスマン詩人という「文化的選良層」、都市の商工業者によるムスリム、非ムスリムの「庶民層」、そして旅行者、滞在者という「異邦人」に分類し、彼らが残した記述からイスタンブルの都市像を多角的に抽出する。 

目次

序章 オルハン・パムクの憂愁の向こう
 
第一章 視線の交錯する都市

1 近世イスタンブルの成立

2 近世イスタンブルへの眼差し

3 視線の交錯点

第二章 近世イスタンブルを歩く

1 近世「帝都圏」

2 近世イスタンブルの都市空間

第三章 詩人の眼差し、楽土の都

1 オスマン詩人とは何者か

2 世界に唯一にして似たもの無き都市

3 天の園に比せられる楽土の都

第四章 支配者の眼差し、下郎の巷

1 当世批判と庶民

2 酒場、珈琲店、メジリス:都市の社会的結節点への眼差し

3 庶民の生業への眼差し

4 下郎の巷の紳士たち

5 オスマン帝国の文化的選良層における帝都:「楽土の都」と「下郎の巷」

第五章 庶民の眼差し、俗信の都

1 庶民の世界を覗くには

2 アヤズマとエユプ伝説

3 帝都の狂人たち

4 奇譚の憑代、奇物

5 日常生活の裏に潜む俗信の都

第六章 異邦人の眼差し、箱庭の中の冒険
  
1 西欧人とオスマン帝都イスタンブル

2 異教・キリスト教古代への眼差し

3 「トルコ帝国」の異文化への眼差し

4 voyageとtourの狭間、箱庭の中の冒険

終章 多元性の都市イスタンブル

1 歴史的重層性に拠った多元的言説空間

2 多元的言説空間の終焉
 

著者略歴

宮下 遼(著)(みやしたりょう)
1981年、東京生まれ。
東京外国語大学外国語学部卒業、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。
現在は大阪大学言語文化研究科准教授。
専門はトルコ文学(史)。
著書に『無名亭の夜』(講談社)、訳書にオルハン・パムク『私の名は赤』、『僕の違和感』、『雪』、『無垢の博物館』(いずれも早川書房)、ラティフェ・テキン『乳しぼり娘とゴミの丘のおとぎ噺』(河出書房新社)などがある。

(上記内容は本書刊行時のものです。)