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大阪大学新世紀レクチャー

リスク社会を生きる若者たち

高校生の意識調査から

在庫あり
友枝 敏雄 編
A5判 250ページ 並製
定価2300円+税
ISBN978-4-87259-500-0 C3036
奥付の初版発行年月:2015年04月

内容紹介
目次
著者略歴

内容紹介

2001年,2007年,2013年と3回にわたり1万人をこえる高校生の意識調査(福岡,大阪,東京の高校生を対象).3回目には震災と原発事故の新しい質問事項が設けられた.本書から現代高校生の興味深い意識のあり方が浮かび上がる.たとえば①若者のモラルの低下は見られない②友人関係は希薄化していない③保守化の進行が顕著など.データからビビッドな若者像が析出される. 

目次

序章 21世紀の日本社会と第3回高校生調査(友枝敏雄)
 1.21世紀の世界と日本社会
 2.第3回高校生調査の概要
 3.本書の構成
第1章 規範に同調する高校生―逸脱への憧れと校則意識の分析から(平野孝典)
 1.若者の規範意識をめぐる2つの見解
 2.高校生の規範意識に関する研究の整理
 3.逸脱への憧れと校則意識の趨勢
 4.学校タイプと逸脱への憧れ・校則意識
 5.規範への同調性の高まり―その背景の解明に向けて
第2章 日常生活場面における規範意識(杉村健太)
 1.はじめに
 2.「常識」としての若者のモラル崩壊
 3.日常生活場面における規範意識の趨勢
 4.日常生活場面における規範意識の規定要因
 5.現代高校生の実態とこれから
第3章 若者的コミュニケーションの現在―高校生の友人関係志向に見る―(小藪明生・山田真茂留)
 1.横溢する関係性
 2.現代高校生の友人志向
 3.若者の多様性
第4章 物の豊かさを求める高校生―「失われた20年」における価値観の変化―(多田隈翔一)
 1.現代社会と価値観の変化
 2.価値観の3時点比較
 3.高校生の価値観は分化しているか
 4.価値観の分化の検討
 5.なぜ高校生は物の豊かさを求めるのか
第5章 保守化の趨勢と政治的態度(友枝敏雄)
 1.はじめに
 2.社会観の趨勢
 3.政治的態度
 4.新たな変数を加えての政治的態度の分析
 5.保守化の趨勢が意味するもの
第6章 性別役割分業意識の変容―雇用不安がもたらす影響―(森康司)
 1.性別役割分業とは
 2.性別役割分業意識はどう変わったのか
 3.女性のライフコースイメージの変容
 4.性別役割分業意識の規定要因
 5.男女共同参画社会に向けて
第7章 高校生の非正規雇用リスク認知(平松誠・久保田裕之)
 1.非正規雇用の増大
 2.客観的リスクと主観的リスク認知
 3.非正規雇用リスク認知
 4.非正規雇用リスク認知はどのように形成されるのか
第8章 東日本大震災と原発事故以降のリスク認知(阪口祐介)
 1.リスクをめぐる社会的亀裂の浮上
 2.いかなる人々が原発リスクを認知し、脱原発へと向かうのか
 3.高校生における震災・原発リスク意識
 4.リスクをめぐる意見の相違を生み出すもの
第9章 震災後の高校生を脱原発へと向かわせるもの―自由回答データの計量テキスト分析から―(阪口祐介・樋口耕一)
 1.問題意識
 2.質問項目と得られたデータの概要
 3.性別と脱原発賛否による回答内容の違い
 4.理系とその他クラスにおける回答内容の違い
 5.ジェンダーや進路によるリスク評価の差はなぜ生じるのか
<コラム>調査票調査を深く理解するための基礎知識
 1.調査票の作成の仕方
 2.平均値の差の検定、一元配置の分散分析
 3.クロス集計表の分析
 4.因子分析
 5.重回帰分析
[付録]2013年高校生調査・調査票 福岡県・大阪府・東京都 基礎集計 

著者略歴

友枝 敏雄(トモエダ トシオ)
1951年 熊本県熊本市生まれ
現在:大阪大学大学院人間科学研究科教授
主要業績:『モダンの終焉と秩序形成』,有斐閣,1998年
     『言説分析の可能性』(共編著),東信堂,2006年
     『Do!ソシオロジー 改訂版』(共編著),有斐閣,2013年
     『グローバリゼーションと社会学』(共編著)ミネルヴァ書房,2013年

(上記内容は本書刊行時のものです。)