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市民のための世界史

在庫あり
大阪大学歴史教育研究会 編/秋田 茂,荒川正晴,栗原麻子,坂尻彰宏,桃木至朗 著/伊藤一馬,猪原達生,岡田雅志,後藤敦史,小林克則,高木純一,中村 薫,中村 翼,向 正樹,森本慶太 編集協力
A5判 312ページ 並製
定価1900円+税
ISBN978-4-87259-469-0 C1320
奥付の初版発行年月:2014年04月

内容紹介
目次
著者略歴

内容紹介

カリキュラムの矛盾や入試問題に災いされて、高校生の歴史認識は後退している。本書はそのような現状を跳ね返し、歴史を学ぶ意義や面白さを知ってもらうことをモットーに、全国の高校教員と協力して作られた。人名や年号は極力減らす、「像を結ぶ」「因果関係や背景がわかる」説明を目指す、要所に学習者への問いかけを挟むなど様々な工夫をして、歴史に親しむ習慣を養う。市民向けや入試の副読本にも使える画期的な教科書。  

目次

序章 なぜ世界史を学ぶのか
1.21世紀の世界で歴史を学ぶ意味
2.世界史の入り口で
第1章 古代文明・古代帝国と地域世界の形成
1.文明の誕生と国家の出現
2.遠距離の移動と交流
3.諸地域世界の成立と古代帝国の栄華
4.古代帝国の解体と紀元後3~5世紀のユーラシア動乱
第2章 地域世界の再編
1.中央ユーラシアの発展と東アジアの再編
2.「唐宋変革」と「中央ユーラシア型国家」の時代
3.ユーラシア西方の変動と新しい地域世界の成立
4.ユーラシア南方の変容
第3章 海陸の交流とモンゴル帝国
1.海陸のネットワークの連鎖
2.モンゴル帝国とアフロ・ユーラシアの「グローバル化」
3.14世紀の危機と大崩壊
4.モンゴルの遺産・記憶とその後のユーラシア
第4章 近世世界のはじまり
1.明を中心とする国際秩序
2.西アジア・南アジアの近世帝国
3.ルネサンスと西ヨーロッパ「近代」の胎動
第5章 大航海時代
1.ヨーロッパ人の世界進出と「近代世界システム」の形成
2.銀と火器による東アジアの激動
3.17世紀の全般的危機
第6章 アジア伝統社会の成熟
1.東アジア諸国の「鎖国」
2.18世紀東アジア諸国の成熟の日中の大分岐
3.東南アジア・インド洋世界の変容
第7章 ヨーロッパの奇跡
1.イギリスとフランスの覇権争奪
2.イギリスの工業化
3.環太平洋革命の展開
第8章 近代化の広がり
1.「パクス・ブリタニカ」の成立
2.欧米の国民国家建設と工業化
3.近代化と大衆社会の萌芽
第9章 「ウエスタン・インパクト」とアジアの苦悩
1.イスラーム世界の苦悩
2.南アジアの植民地化
3.東南アジアの植民地時代
4.東アジアの衝撃と模索
5.「アジア間貿易」とアジアの工業化
第10章 帝国主義とアジアのナショナリズム
1.帝国主義と第一次世界大戦
2.アジアのナショナリズム
第11章 第二次世界大戦とアジア太平洋戦争
1.「戦間期」の繁栄と世界恐慌
2.日中「15年」戦争
3.第二次世界大戦とアジア太平洋戦争
第12章 冷戦と民族独立の時代
1.戦後の国際秩序と「冷戦」「熱戦」
2.脱植民地化と新興国の国民国家建設
3.「平和共存」と高度経済成長
4.ベトナム戦争とアメリカの覇権の動揺
5.中ソ対立と社会主義の行き詰まり
第13章 現代世界の光と影
1.新自由主義と冷戦の終結
2.開発と民主化
3.イスラームの復興と挑戦
4.グローバル化と反グローバル化
終章 どのように世界史を学ぶか
1.歴史学とはどんな学問か、どのように発展してきたか
2.世界史をさらに学びたい人のために
あとがき
図版典拠一覧
索引 

著者略歴

大阪大学歴史教育研究会(編)(オオサカダイガクレキシキョウイクケンキュウカイ)


秋田 茂(著)(アキタ シゲル)
大阪大学文学研究科教授 担当:第5、7~13 章

荒川正晴(著)(アラカワ マサハル)
大阪大学文学研究科教授 担当:第1~3 章

栗原麻子(著)(クリハラ アサコ)
大阪大学文学研究科准教授 担当:第1・2・4・8 章

坂尻彰宏(著)(サカジリ アキヒロ)
大阪大学全学教育推進機構准教授 担当:第1~4 章

桃木至朗(著)(モモキ シロウ)


伊藤一馬(編集協力)(イトウ カズマ)
日本学術振興会特別研究員(PD)

猪原達生(編集協力)(イノハラ タツオ)
大阪大学文学研究科博士後期課程

岡田雅志(編集協力)(イカダ マサシ)
大阪大学文学研究科助教

後藤敦史(編集協力)(ゴトウ アツシ)
大阪観光大学国際交流学部専任講師

小林克則(編集協力)(コバヤシ カツノリ)
NPO 法人神奈川歴史教育研究会副理事長

高木純一(編集協力)(タカギ ジュンイチ)
大阪大学文学研究科特任研究員

中村 薫(編集協力)(ナカムラ カオル)
大阪大学非常勤講師

中村 翼(編集協力)(ナカムラ ツバサ)
大阪大学文学研究科助教

向 正樹(編集協力)(ムカイ マサキ)
同志社大学グローバル地域文化学部准教授

森本慶太(編集協力)(モリモト ケイタ)
大阪大学文学研究科助教

(上記内容は本書刊行時のものです。)

News


2018年3月20日
【終了しました】(ナレッジキャピタル大学校)著者と学ぼう!『市民のための世界史』

イベント
2018年4月18日(水) 14:00-14:50 無料
(講師)桃木至朗先生(大阪大学大学院文学研究科 教授)
HP

2017年5月2日
【終了しました】イベント「著者と話そう」:『市民のための世界史』著者:桃木至朗先生

イベント
場所:梅田 蔦屋書店 日時:2017年06月18日(日) 14時00分~15時30分 参加費:無料
以下URL先よりお申し込みください。
HP

2014年12月6日
『市民のための世界史』が日本経済新聞文化面で紹介されました。

News
国家・価値観超え多角的に/「脱・西洋の世界史」を記そう
HP

2014年6月26日
『市民のための世界史』が第2910回日本図書協会館選定図書に選ばれました。

選定図書

受賞・書評情報


2015年8月5日
『市民のための世界史』

書評
『UP』(第44巻8号、東京大学出版会)で紹介されました。「『歴史を読み替える ジェンダーから見た世界史』『市民のための世界史』、あるいは歴史教育をめぐって」

2014年9月1日
『市民のための世界史』

書評
『朝日新聞』(大阪本社版夕刊)■「歴史の見方養う『世界史教科書』