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相対論的多体系としての原子核

相対論的平均場理論とカイラル対称性

在庫あり
土岐 博,保坂 淳 著
A5判 152ページ 並製
定価2000円+税
ISBN978-4-87259-390-7 C3042
奥付の初版発行年月:2011年12月

内容紹介
目次
著者略歴

内容紹介

素粒子・原子核物理学において「対称性」は,自然
法則の理解を先に進めるために重要な役割をもって
いる.基礎から解説し湯川理論,カイラル対称性,
南部理論へと,新しい真の原子核の描像を描き出す
面白い段階にある原子核物理を学び,「大学4年生,
大学院修士1年生向けの教科書」として読み手と興
味を共有しながら,徐々に説くよう試みている.こ
のような日本語の本は他に類をみない.

電子版は「シナノブック・ドットコム」
 (http://www.shinanobook.com/)で発売中 

目次

第1 章序:強い相互作用をする系の面白さ

第2 章原子核の常識
2.1 原子核の質量
2.2 原子核の飽和性:

第3 章マジック数とスピン軌道力
3.1 マジック数:
3.2 強いスピン軌道力:

第4 章相対論的量子力学
4.1 シュレーディンガー方程式:
4.2 クライン・ゴルドン方程式:
4.3 ディラック方程式:
4.4 ディラック方程式のスピン軌道力:
4.5 自然単位系と共変的に書かれたディラック方程式
4.6 ディラック方程式から導出されるカレント

第5 章場の理論における核子と中間子
5.1 粒子の運動と古典場の導入
5.2 場の量子論におけるラグランジアン
5.3 実スカラー場の量子化
5.4 場の理論における相互作用
5.5 アイソスピン

第6 章原子核の相対論的記述
6.1 原子核の-! 模型
6.2 フェルミオン場の第二量子化
6.3 核物質の性質
6.4 中性子星

第7 章原子核の構造
7.1 模型を使った平均場理論による原子核
7.2 有限核の計算結果と実験との比較

第8 章カイラル対称性
8.1 パイオンの基本的な性質
8.2 カイラリティー
8.3 対称性と保存カレント
8.4 カイラル変換:

第9 章線形シグマ模型
9.1 核子と中間子のラグランジアン:
9.2 湯川型相互作用

第10 章南部-ゴールドストーンの定理と質量生成機構
10.1 線形 模型のラグランジアン
10.2 カレント

第11 章南部-ヨナラシニオ(Nambu-Jona-Lasinio) 模型
11.1 平均場近似と質量生成:
11.2 南部-ゴールドストーンの定理

第12 章原子核におけるカイラル対称性
12.1 線形 模型による原子核の記述

第13 章原子核と量子色力学
13.1 カイラル対称性の申し子であるパイオン
13.2 パイオンの原子核における働き
13.3 原子核の物理


 

著者略歴

土岐 博(トキ ヒロシ)
大阪大学名誉教授

保坂 淳(ホサカ アツシ)
大阪大学核物理研究センター教授

(上記内容は本書刊行時のものです。)