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共通教育シリーズ

西洋文学

理解と鑑賞

在庫あり
森岡 裕一 編著
A5判 256ページ 並製
定価2100円+税
ISBN978-4-87259-388-4 C3097
奥付の初版発行年月:2011年10月

内容紹介
目次
著者略歴

内容紹介

英米独仏の文学からギリシャ・ローマ,ロシア・
イタリア文学まで,その大きな流れと特色を記し
た西洋文学案内.シンボルとアレゴリー,教養小
説,口語文体,古典神話,意識の流れ,聖書と
福音,古典主義とロマン主義,異化と表現主義,
オリエンタリズム,メタフィクション,マイナー文
学などその時代の文学を特色づける14のテーマ
を立て,読者を文学の面白さにいざなう.2部で
は英米独仏の名作を解読する. 

目次

はじめに (森岡裕一)

PART Ⅰ 講義

第1講 シンボルとアレゴリー (片渕 悦久)
シンボルとは何か  アレゴリーとは何か
コールリッジ、ベンヤミン、ド・マンのシンボル論
ホーソーンの「ヤング・グッドマン・ブラウン」
アメリカ文学とシンボル/アレゴリーの統合

第2講 教養小説の系譜 (吉田耕太郎) 
ヴィルヘルム・マイスターとともに  教養の定義
教養小説の時代  教養旅行  教養の変質  教養という病

第3講 口語文体/ パラタクシス/ イニシエーション (森岡裕一) 

口語文体の確立  感覚表現とパラタクシス
開眼物語  スタインの実験

第4講 ギリシア・ローマ神話 (橋本順光) 
データベースとしてのギリシア神話  ギリシア神話の力
民俗学と民族学の拡大  神話としての文学
予型論的解釈という神話の力

第5講 書簡体小説と視点 (和田章男) 
フランスにおける書簡体小説の興隆  書簡体小説の特性
書簡体小説の形態  視点の問題

第6講 話法と意識の流れ (服部典之)
話法  『パミラ』と反乱する心
『エマ』に見られる自由間接話法  まとめ

第7講 西洋文学のなかのキリスト教( 山上浩嗣)
悲劇的世界観―パスカルとラシーヌ
キリスト教批判―ヴォルテールとディドロ
芸術表現の素材としてのキリスト教―フローベール
新たな救いの観念―ミシェル・トゥルニエ

第8講 短編連作 (森岡裕一)
アメリカ文学と短編小説  短編連作形式
ヘミングウェイの短編連作  断片と統合
ミニマリズムと短編連作

第9講 古典主義とロマン主義 (山上浩嗣)
古典主義の概要と展開  ラシーヌ『フェードル』
ラ・ファイエット夫人『クレーヴの奥方』
ロマン主義の概要と展開  ラマルチーヌ『瞑想詩集』
ユゴー『ノートル= ダム・ド・パリ』

第10講 インターテクスチュアリティ (片渕悦久)
作品からテクストへ  テクストと言葉
インターテクスチュアリティとは何か
カーニバル理論とインターテクスチュアリティ
インターテクスチュアリティの転回形
インターテクスチュアルな物語テクスト

第11講 ユートピア文学の系譜 (吉田耕太郎) 
ユートピアの定義  孤島としてのユートピア
地下世界そして惑星としてのユートピア
未来としてのユートピア  ユートピアの破綻

第12講 オリエンタリズム (橋本順光)
幻想の東洋  リライトされる『アラビアンナイト』
阿片幻想と阿片窟幻想  東洋と東洋趣味の相互交渉

第13講 メタフィクション (石割隆喜) 
メタフィクション  尽きた小説  探偵小説
歴史記述的メタフィクション  パスティーシュ

第14講 マイナー文学 (三谷研爾) 
多言語状況と文学  小文学からマイナー文学へ
越境と言語実験  書き換えられる文学地図

PART Ⅱ 名作味読セミナー

【フランス文学】
スタンダール『赤と黒』 (和田章男) 
『赤と黒』の生成  「赤と黒」とは?  心理小説から社会小説へ
小説の技法  幸福論としての『赤と黒』

【イギリス文学】
スウィフト『ガリヴァー旅行記』 (服部典之)
リリパット国―素晴らしい巨人から厄介者へ
ブロブディングナグ―ひとでなしガリヴァー
ヤフーとは何者か

【ドイツ文学】
トーマス・マン『ブッデンブローク家の人びと』 (三谷研爾)
家族の肖像  リューベック―ハンザ都市の残照
デカダンスの心理と生理  言葉の魔術

【アメリカ文学】
メルヴィル『白鯨』 (森岡裕一)
モービィ・ディック  エイハブ  イシュメール
まどろみの恐怖
 

著者略歴

森岡 裕一(モリオカ ユウイチ)
大阪大学大学院文学研究科教授

(上記内容は本書刊行時のものです。)